2008/11/30

毒をひたしてジャム



妊娠をした姉。

妊娠関係なく姉とその夫、語り手の妹、ごこぎちない空気がありありと描かれていた。

そして、妹は姉に毒にひたされた皮で作ったジャムを作って食べさせていた。

妊娠カレンダー (文春文庫)妊娠カレンダー (文春文庫)
(1994/02)
小川 洋子

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きらいじゃない

けど事の終わりのつかめない話ばかりじゃ期待感うすれつつ読まなくてはいけなくなるから。




官能噴出す



先端で、さすわさされるわそらええわ先端で、さすわさされるわそらええわ
(2007/12)
川上 未映子

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太宰治の女語りで感じるものを感じました。しかし、劇団ひとり『陰日向』的なおかしさがあって、

電車で読んでいて2回噴出した。


だいたいあなた自分のことあたし、って発音するの、やめてよ。なんか馬鹿っぽいわよ。ちゃんとわたし、って発音して。きいているといらいらしてくるの。

でもそれは、単に合理的な追求の結果なので。

どういうこと。

わ、と発音するよりあ、と発音するほうが時間も顔の力も使わずに済むのです。だからあたしと発音するほうが時間も顔の力も使わずに済むのです。だからあたし、と発音しているだけなのです。ちゃんとした理由があります。

人は少々苦労してでも美しい形式をまといたいってそう思わずにはいられないはずなのにいくらあなたは楽したいからってあたしなんて発音するのなんてまったく駄目ね。なってない。

そんなこと云われても。



(略)質と量っていうこのまったくべつのものがなんかでくっつけられて言葉になるときそれは質量、に、なって、重さ、であって、そんな具合でいいのですか、(略)
というところ。




地図男 (ダ・ヴィンチブックス)地図男 (ダ・ヴィンチブックス)
(2008/09/03)
真藤順丈

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「地図男」は最近人気らしいから手にとったけれど、

途中で断念。

ユニークであることとおもしろいことは違うのねえ。




ロールキャベツ



あやみのうちにロールキャベツとフレンチトーストを作りにいきました。

ロールキャベツを作る過程は「後手後手」。

トマトを初めてまるごと手でつぶした。灰汁取りに便利な器具があって感動したし、

キッチンが広かった。うらやまし~。

ロールキャベツレンコン入りロールキャベツ

そんなに手間でもないし、これからも作ってくれるといいと思います。

こちらももう少し手馴れたかんじになれるよう、精進しますから。




2008/11/17

競馬モダン



アンディと東京競馬場へ。

競馬場ゴール

こうやってアンディと競馬に行くのは、何回目かもう分からず、すっかり恒例行事。

今日は落馬が多かった。

印象的な落馬は、実際東京競馬場で北村さんと馬が一回転する勢いで転んだ。

そして、京都11レース(メイン)では、武豊が落馬。

会場の反応は素直で大きかった。アンディも武の落馬にヘロヘロになっていた。

帰りはカラオケに。

ゆうきちゃんと3人で行くはずだったけれど、ゆうきちゃん来られず、残念でした。

20人入れそうな広々としたパーティルームで歌いました。

あんなに広いところでマイクもって、のんびりできて、気持ちよかったです。

広い

〆は、王将。

王将といったら、餃子にライスで決まっているんだけれど、今日は

餃子定食というものに、出会ってしまった。

王将餃子定食

今回はみちこちゃんとゆうきちゃんとあやみに声をかけてみたけど、

みんなそれぞれに来られない理由があるもんだ。

次回行きたい人、忘年会で言ってくださいね。




2008/11/12

陰日向に咲く



気になっていた、『陰日向に咲く』をようやく読んだ。

ら抜き言葉が気になったり、小説というよりオチを期待する漫談のようだと思ったり、

不思議な本であったが、噂通りふつうの小説で、読みやすかった。

出てくる人はみなけなげで、よかった。

とサホさんに言ったら、

「そういうタイトルですからね」と言われた。

陰日向に咲く (幻冬舎文庫 け 3-1)陰日向に咲く (幻冬舎文庫 け 3-1)
(2008/08)
劇団ひとり

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2008/11/10

muji発見祭



吉祥寺吉祥寺2008冬

吉祥寺の無印良品に行ってきました。

「発見祭」やっていました。

味がついていないのがいい

最近味のついていないポテトチップスが出ましたが、

「発見祭」では、何の味もついていないコーンチップまで登場。

買って、がりがり食べましたが、

あれは味があったほうがいいかもしれませんね。




2008/11/09

白夜行から



美冬という女の正体に、解説読むまで気づかなかった。

幻夜幻夜
(2004/01)
東野 圭吾

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2008/11/08

できる人と間抜け



火曜日はサービス残業せず立川で降りて、

ルミネでレギンスを買い、

ビックカメラで万歩計を見たあと体重計に乗ったら、

想定していたよりも重かったので、

ポケットの中身を全部出したけれど、

重さはあまり変わらなかった。

帰り、自転車の鍵かなくなっていて、自転車が目の前にあるのに乗れなかった。

そこで、もう1台の自転車に乗って帰った。

(駐輪場でもう1台を見つけ出すのは結構大変だった。置きっ放しはやめましょう)

買ったレギンスをみたら、10分丈を買ったはずなのに、短く、これは7分だ・・・と落胆。

朝は下を見ながら走って駅に向かい、

どこで鍵をなくしたのか考えたけど、ポケットにほかのものと一緒に入れておいた小さな鍵なんてどこでも落とせるわ、と途方もない。けれど、やっぱりビックカメラか?と思い、帰りに立川へ。

ビックカメラに行って、6Fの体重計売り場に行ったが見つからず。

「落し物は・・」と店員さんに声をかけたら、「小さい鍵ですか」と言われた。

仕事できる人ってこういう人ね、というような人だった。感動。

ルミネに行ってレギンスを出して、「これ7分だった」と言ったら、

「履いてみると、伸びて10分になるんです」と返ってきた。

最初から、靴下屋を信じればよかったんだ。ただ履けばよかったんだ。



木曜日、もう隣にはいない遠い席の佐★さんのところまで行って、

事の顛末を話すと、「ばかですね」と言われた。

そうですよねーと流して次の話題に行こうと思ったら、

「言いすぎました、すみません、仕事ではいつも助けてもらっているのに、ばかだなんて言って」と謝られてしまった。

確かに面と向かって「ばかですね」という言葉を大人になってから言われることは少ないし。

でも佐★さん全然すまなそうじゃなかった。

関西の人は「ばか」とは言わないんだときくけれど、佐★さんは例外か。

追い討ちのように、立川のビックカメラは小さいですよね、と言われた。

大きいよ!




2008/11/03

アイススケート於高田馬場



今日はabさんと福島さんと高田馬場のアイススケート場に行きました。

ナイフのようなもので立っているので、

つるつるとした氷の上とそのナイフの相性を考えてみるに、

気持ちの悪い音が出たり、気持ちの悪い振動が体に伝わってくるのではないかと

不安だったし、

もちろん運動が苦手なので、不安でした。

(凍ると氷って音が似ているけど元はいっしょかしら)

足きつかった清掃中

楽しかったです。すいすい滑れるようにはなりませんでした。

帰りにたこ焼・明石焼きの食べ放題に行ってきました。

食べ放題2回目

リーズナブルでしたよー。




2008/11/02

どこかに埋もれる快感ということ



「日本ラブストーリー大賞」シリーズを何冊か読んだので、

これも読んでみた。

今まで読んだものは、

「ラブストーリー大賞なのにそんなにラブでもないな」と思うものばかり だったのに、

これは思いっきり恋愛する女の話だった。

その女“由紀”の思考に意外性が一つもなくて流れが納得できず。

韓国の風土や、カップルの生活を垣間見るのは面白かったけれど、

どこまで読んでも、
ハッピーエンドなのに、人物たちの救いのない虚しさを感じて悲しかった。

埋もれる「日本ラブストーリー大賞」シリーズ埋もれる「日本ラブストーリー大賞」シリーズ
(2008/03/07)
奈良美那

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