2009/03/30

私の男はお父さんだっけ



私の男 を読み始めました、と

佐☆さんにメールをしたら、

私の男はお父さんだっけ、と返ってきて、驚いた。

( まだ「私の男」は誰だか分からない段階だったから、

物語の結末を言われた衝撃。)

読んでみたら、すぐお父さんだってことは分かるんだけれど、

佐☆さんに「なんてことを言う人なんだと思いました」ということは伝えておいた。

いやいやいや、あらすじで載っているから、そんな・・・って反応で、

その日のお昼ご飯は何かと佐☆さんと「私の男」のエピソードで盛り上がった。

ってくらい。この本の感想。

私の男私の男
(2007/10/30)
桜庭 一樹

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あとは、「NHKが一番はやい!」みたいな台詞がちょっと面白かった。

なぜか推理小説だと思って読んでいたからか、

読み終わって、これは一体何の話だったんだろうと思った。

あとは、お父さんと女の子・花のやりとりは気持ち悪かった。

花の「ずるぅい」っていう台詞が何回か出てきたけれど気持ち悪かった。

「佐☆さんには読めないですよ。江古田ちゃんも無理なのに」

「あらすじ読んで自分でも、これは読めないって思いましたから」




2009/03/27

エチカ、ピ



セキ○さんが「めざましテレビでやってたんですけど、今日からエチカがって」

というので、エチカって何?ということで、エチカに行ってきました。

セキ○さんが言うには、そんな池袋駅はそんなそぶりを見せていなかったんだって。

どこが「エチカ」なのかとJRの案内所に行ったら、

カウンターに、「エチカへの道は、」とあって、まっすぐ行って、エスカレーターをくだり・・

とありました。

それを読んでわたしもセキ○さんも

腕を「まっすぐ」の方向に伸ばして、歩き出したのが、

おかしくて、

セキ姉「は、はずかしい!」

わたし「一回読めば分かる文章でなんでこんなジャスチャーを?」

セキ姉「宮城の限界を見ました」と罵りあい、

わたしは涙を流して笑いました。

まっすぐ行ってエスカレーターを下るだけなのに、

セキ○さんは何度も曲がろうとするんで、

そのたびに、「信じることが大切だって、わたしは仕事をしていて思うんです!」とか

「セキ○さんは方向音痴でしょ!」とか止めて、そうしたら着きました。

ださい池袋

中央線のように混んでいました。

食べ物売り場は、どこも長蛇の列。

ぐるっと回って帰ってきて、

わたし「池袋ってやっぱり・・・(あか抜けない)」

セキ姉「エチカって、なんか髪の毛切った?ってくらいですよね。あんま変わらない・・・

     すみませんでした。疲れさせて」

わたし「泣かないでください」と慰めあって解散しました。




六本木へ



同僚のちのさんと池上さんと六本木にでかけました。

(凸版印刷ツアーは延期になりました。また、都電荒川線ツアーも延期になりました。)

まち並み奥に公園

天気は雨、という予報だったので、雨の日でも行けるところで美術館となり、

前から気になっていた国立新美術館に行こうとなり。

国立新美術館の木こども国立新美術館

ミュージアムショップが楽しくて、盛り上がりました。

帳簿と、図書貸出カード袋と踊っているランナーがかかれたポストカードを買いました。

(やっぱりマスキングテープはあったし、

 江古田ちゃんも3巻ともありました。)

その後、21_21 DESIGN SIGHTという美術館で、U-Tsu-Wa展を見ました。

サントリー美術館は休館でした。

暑いくらいだったのに、夕方になったらどんどん寒くなっていき、

カフェ的なものに入りたくても、

祝日ではやく閉まるとか、イベントの後片付けだとかで入れず、外苑前まで。

寒くて寒くて。渋谷駅まで歩きました。遠かった。

計画は大切だ、(食べるところは押さえておこう)

もっと美術館というものに行ってみたい

と思いました。

青山へ青にお父さんが大きく




時間が経ってからの確かな感想



冷たい校舎の時は止まる  (下) (講談社ノベルス)冷たい校舎の時は止まる (下) (講談社ノベルス)
(2004/08/06)
辻村 深月

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一週間前、やっと下巻を借りて、一気に読んだ。

読み終わって、はっきりと何がどうとかではないが怖くてお風呂に入るのいやだったし、

部屋の扉をあけるのがいやだった。

最初に屋上でたばこを吸っていたのは誰?菅原?深月?

そうしたら「ホスト」ではない。

すべてを知っていたのは菅原。

本当の深月はどんな性格の女の子なんだろう。

全員が同じように悩んでいる描写は、「リリィシュシュのすべて」の閉鎖的な台詞と展開に似ている。

なんてユーモアや人情のない世界なんだ。怖い。




2009/03/17

魅力的



今日読み終わった本。

冷たい校舎の時は止まる (中) (講談社ノベルズ)冷たい校舎の時は止まる (中) (講談社ノベルズ)
(2004/07/06)
辻村 深月

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まだ「中」。

よくこんなに長く書いたものだ。

青臭さが前面に出ている。

『私の男』って本も読んでいる。こっちも、読んでいて「なんか気になるなぁ」って思う。

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最近マスキングテープはどんどん進化して、

和柄だとかストライプのセットだとか色々出てきた。

そうなってくると、こっちの目も厳しくなって逆に買わなくなってしまうんだけれど、

昨日見つけた黒のマスキングテープには惹かれた。

白があればそっちも

一度は「買っても使わないで眺めているだけじゃないか」「家にたくさんあるし」と思って

お店をあとにしたけど、

母を高速バス乗り場まで送った後に、やっぱりほしいと思って、戻って買った。

今日は朝から晩まで黒のマスキングテープを使っている。

セキ○さんは、わたしがあげた赤と黄色のマスキングテープを会社のPCに貼っていて、

黒をあげたら、それも貼っていた。

セキ姉「ドイツの国旗みたいですね」

「・・・そうですね」

セキ姉「かわいわぁ」




2009/03/15

ぼく西荻窪



昨日、母が上京して、今日は観光ということで、西荻窪に。

(雨の日の観光はなかなか面倒。)

ランチを一刻もはやく食べたいということで、すぐ入ったとこがDolly’s Cafeというところでした。

誰もいなくて、大きな鏡と植物に囲まれ優雅にいただきました。

西荻窪は、こんなに色々なお店があるのに、デパートがないからか、いつきても人が少ない。

ランチランチを食べながらスイーツセット

その後、loupeに行きました。

母もそこにおいてあるものがよかったようで、夢中になって、店員さんやほかのお客さんに話しかけて、話し込んでいました。

ルーペ店内これなんだろう遊び

分かりにくいお店364にも。

「2階もありますよ」と言われて、2階にも行きました。

階段をおりるとき、壁に小さなネコの絵。

2階2階への壁

母がベーグル好きなので、昨年オープンした「えんツコ堂製パン」へ。

なんとまあ、かわいいパンがいっぱい。

パン屋さんかわいくておいしそうふくろうがプリントされている

今日は北口しか回れなかったけれど、

南口も楽しいので、今度は南口に。

三島さんも、西荻窪行きませんか?




2009/03/14

今日もやっぱり処女でした




「健康なのんびり女は、発情にしくい」

のではないか。

こんな自分が、どことなく他人事のようでもあり、「たはは……」と笑ってしまう。


今日もやっぱり処女でした今日もやっぱり処女でした
(2008/10/08)
夏石 鈴子

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健康なのんびり女は小説には向かないのではないか。

ムダな文章が多すぎると思った。

三軒茶屋に住む女性の話で、三茶の西友や世田谷線のことが細かく書いてあったので、懐かしかった。




2009/03/09

カソウスキの行方




「消去法かあ」

 森川君かあ、と言うところを、直前で置き換えた。あまり名前を胸に置きたい相手ではないのだ。好きになるのは難しそうだ。悪い人じゃないんだけどなー、というのは、ほとんど興味のない相手に向ける台詞で、これからいい面を見て評価がひっくり返るかもしれない「悪い人」よりも未来は少ない。


カソウスキの行方カソウスキの行方
(2008/02/02)
津村 記久子

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3つの短編集。

どれもありそうな日常の話で、出てくる女性がひねくれもんで面白かった。

どれも本当にありそうな話だった。2つめの「Everyday I Write A Book」という話は、

好きになりそうな人が、その人があっさり結婚してしまう、

その奥さんのブログを毎日チェックしてまいってしまう話。

また、その好きな男の人はクリエイターなので、その人の作品を駅などで見なくちゃいけないという話。

この作者のほかの作品も読んでみるよ。




2009/03/01

悪人



分厚い本。

舞台は九州。

殺人事件の話で途中まで犯人は分からないけれど、

推理小説ではなく、家族と男女の愛情の話であった。

悪人悪人
(2007/04/06)
吉田 修一

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 今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎったい。大切な人がおらん人間は、何でもできると思い込む。自分には失うもんがなかっち、それで自分が強うなった気になっとる。失うものもなければ、欲しいものもない。だけんやろ、自分を余裕のあのある人間だっち思い込んで、失ったり、欲しがったり一喜一憂する人間を馬鹿にした目で眺めとる。そうじゃなかとよ。本当はそれじゃ駄目とよ。


というセリフを読んで、4、5年前に「何もない人と守りたいものがある人ではどっちが強いと思う?」とまじめに質問してきた人のことを思い出した。

「悪人」呼ばわりされる人は、決して悪い人ではなくけなげな人だった。むごい仕打ちをされても誰も嫌わず、誰も恨まず。

そんな人が「悪人」のふりするから、

涙をこぼして読んだけれど、

総じておもしい本ではなかった。

こんなに長い小説を九州の方言で書いて、漢字変換が大変だったろうと思ったし、

本が厚くて重くて長いのは通勤時間に読むから困る。




俗語





LOL

laugh out loudly / laughing out loud / lots of laugh

笑うという意味。

OMG

Oh my god!

また、上記以外にOnly my girlの頭文字として、「俺にとって女(彼女)は君だけ」といったニュアンスでも使われる。

MMK

モテて、モテて、困る」の頭文字で、異性から人気があり過ぎたり、多数の異性から言い寄られて困るという場合に使用する。MMKという略し方、平成時代の若者(特にギャル・コギャル)に見られるものだが、実は旧海軍で使われた言葉である。