2009/06/20

PC選び

PCが多分ウィルスにおかされ、
使えなくなるのも時間の問題だろうと思って
一ヶ月以上たちます、
明日は、秋葉原に買いにいきます。
同僚のティーノと、同郷の石川くん(SEだからなんとなく詳しそう)と。

HPでPCをさがしてみて、
Lenovoのデザインのシンプルなかわいさが気になります。
でも、PCは繊細で高額な代物だし、中国製を買うなら、
タフそうな、アメリカ製のDELLかHPがいいと思う。安いし。
SONYとSOTECの評判はよくない。
個人的にはNECとHITACHIはない。
今使っている富士通には文句なし。
おすすめがあったら明日の昼までに教えてください。

2009/06/14

とりつかれている

元同僚・隣の席のperoccoさんから4枚+裏の手紙が届いた。
“生と死”にとりつかれているということ。
そういうことってたまにあるよ。


peroccoさんは、生と死が迫ってくるのがどうしても気になってしまって、
わたし妊娠しているかもしれないって思って検査したら、ポジティブだったって。合点。わたしも隣町にいながら、メールも電話もお茶もしていないけど、妊娠しているんだろうと思っていたよ。
彼女の手紙は、すばらしかった。好き放題書いているようで、つながっていて、小さな驚きと神秘と感動があって、感動した。読んでいて、恐怖を感じることもあって、それも含めてすばらしかった。
わたしは人がすきです

と最後の「裏」にあって、わたしはあなたが好きです、と思いました。
今夜のように雨が突然降ってくると、彼女は「きゃー雨だー」って笑っているのかなと思って嬉しいんです。



ところかわってわたしは、“子を殺された親の苦悩”にとりつかれている。
テレビ(報道)も、ついみてしまったドラマ(アイシテル)も、小説(さまよう刃)も、映画(イン・ザ・ベッドルーム)も、子どもが殺され、親が苦悩し、自分はどうすべきか答えを見つけるというもの。転じて、セキネさんとも親のアイデンティティから逃れられないということを話し、寺山修二の『家出のすすめ』も親ばなれを提言するものだった。
親と子の苦悩にやきもきしている。
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(2009/04/09)
シシー・スペイセクトム・ウィルキンソン

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彼女の手紙がうれしくて、
セキネさんに詳しく手紙の話をしたら、「逃しちゃいけないね!」と言っていました。
のんちゃんにしたら、「ほんと、話にはきいていたけどすごいね……熱い人だね……」と言っていました。同感よ~

2009/06/13

センシティブちゃん

画像は、ボーリングをするわたしをセキネさんが携帯の落書き機能でかいてくれたもの。
7月に会社でボーリング大会があり、そこにセキネさん作のオリジナルTシャツをきていこうという企画です。それの下がきです。
彼女の別名は「ヘルメットちゃん」。
丸いおかっぱ頭でボーリングしています。
Tシャツのような布ならOKなので、枕カバーでもプリントできます。

昨夜、セキネさんがスカイプで謝罪の言葉を送ってきた。
失礼なこといって、ひどいことしてしまって、って始まって、
(しゃぶしゃぶ食べ放題で、どっちがより繊細か、長い言い合いなった。)
通話にきりかえ、わたしがセキネさんの話をききながら夢をみはじめて、実際言った言葉か夢で言ったのかわからなくなるまで雑談していた。まだ2時だったのに、お風呂にも入らず昼まで熟睡。今日は暑かったね。

セキネさんの近くには、幼稚園があって、
「コケコッコー」というのがうるさい。
ほかに、「パオーン」という鳴き声がする。
象?
ずっと疑問だった。そこでその幼稚園のHPを検索。
プロフィールで、たくさんの動物が飼育されていることが分かった。「(動物名)等」とまとめられていたことが気になる。象はいるのかもしれない。
それがきっかけでネットサーフィン。
以前、
「この会社のHP、安っぽくない?」
「安っぽくないHPってたとえばどういうの?」
「……はだしのゲン、は、ずごいよ」
ということで、たしかにすごかったので、セキネさんにも紹介した。
こちら
これまたショックを受けていて、怖い怖いなんでこんなこと……って言いながら一通り目を通し、耐えられなくなって閉じた。わたしもAAのはだしのゲンなど見てみたが、つらかった。
セキネさんは、小学校のときに教室にあった漫画で『はだしのゲン』をすべて読んでしまったらしい。
「忘れられないシーンが2つあって、」
「やめてください!!」

2009/06/12

林静一



オークションで林静一の漫画2冊おとしました。
『赤色エレジー』をセキネさんの家で見つけて、続きを読みたかったからだったけれど、
すっかり夢中に。
セキネさんが編集者から、すすめられた林静一。
「この人今何しているんでしょうね」とセキネさんが言っていたので、
検索したら、小梅ちゃん書いた人だった。
そういわれれば、コントラストきいた横顔が同じ。
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セキネさんにランチで報告したら、ショックを受けていた。
「ヴェネツィア国際映画祭で銅賞もとっているようです。ほかにも色々と。映像もすごいみたいです」と言うと、さらに驚いていて、
それから午後は仕事が手に付かなかったとか。
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花金の夜は、ティーノセキネさんなど5人でしゃぶしゃぶ食べ放題に。
今読んでいる寺山修二の『家出のすすめ』の一部をまわし読み。
ヤグチさんはななめ読み。

この本はセキネさんが、
「わたしが持っていた本の表紙も林静一でしたー」と貸してくれた。
この本の提言に耳を貸せないけれど、驚く描写が多く、刺激的な電車通勤をやっている。

例えば、引用されている、石川逸子の詩。
「この子は手足が長すぎる」 
子を食う母 
朝に晩にばりばりと子の手足を食う母
血みどろの口と
慈愛の瞳 
「わたしはお前のためを思っている いつもお前のためを思っている」
子は逃げる 短くなった手と足で 子は逃げる
母の沼 どぶどろの臭い放つ沼から逃れようと もがく

2009/06/11

いついかなる時でも、しゃれた場所を見つける方法――ボーナスと転職の間で夕食を保証するお役立ちブログ

わたくしの勤務する出版社の書籍のタイトルとサブタイトルと、雑誌記事のタイトル、
どれも長い。それが段々おもしろくなってきました。

ボーナスの日だから散財したいと言ったら、
それでは、とセキネさんが付き合ってくれた。
池袋のベーグル屋さんに連れていってくれた。
おいしいし、テラス席あるしで感激して食べた。

テラスからは、公園が見えて、日が暮れたら公園には、ダンスする集団がきて、
踊っていた。シンクロしていた。
セキネさんとの話題は、日本における宗教への無関心さの問題点、おとぎの国を軽くみるべきか否か、正社員になるべきか否か。すっきりしない難しいことばかりだ。

その後、正社員ティーノと合流。パスタ屋で乾杯。おごってもらった。
(後日セキネさんは200円でもいいからボウナスがほしいと言っていた。)

右の写真は、「写真とってください」ってセキネさんに携帯を渡して、ちょっと待って、と携帯を返してもらおうとした時のもの。怖くていいと思ったので、載せました。

2009/06/08

高尾山へ

日曜日。
同僚のみなさん(ユリカさん、ティーノ、キツネさん)と高尾山に登った。
目的はキツネさんのダイエット。
だんごおいしかったし、泥の斜面などは怖くて、坂道疲れるし、空気はいいしで、楽しかったよ。
(疲れて寺山修二の墓に行くのを忘れていたのを後で思い出した。今『家出のすすめ』読んでいる、強烈ね。)


下山し、高尾山口駅すぐそばのふもとやでごはんを食べる。
パスタにビザに。おいしいよ~とキツネさんが感動しながら食べていた。いつものこと。
そしてメインのジェラードを食べた。贅沢しました。
ふもとやで、足湯券をもらって足湯。初。

2009/06/07

代官山へ

土曜日。
サチコの上京祝いということで、三島さんと3人で恵比寿に集合。
えびすさんの前というので、サッポロまで行ってしまった。
ガーデンプレイスは、別世界のようでキラキラしていました。
こっち側を歩いたことはないので、また来たいなぁ、というかここで暮らしてみたいよと思いました。

「代官山は広いんだよ」って、
代官山で働く三島さんが言っていました。
帽子の専門店がよかった。
でも結局、メンズの古帽子を買いました。


すっかり日も暮れて、お茶をしてしめることに。
NIPENJIに行って、
「ここで髪切ってもらっているのーわーい」なんてやっていたら、
美容師のコバメさんが出てきてくれました。
「おすすめのカフェは?」
ムッジーナ
ということで、そこに行きました。ゆっくり。
隣には犬が2匹いました。

カフェでの話題は、もっぱらレイプ犯罪と少年法について。
発端は、『さまよう刃』を読んで電車で涙ながしていたら、恵比寿通り越して大崎行っちゃって、集合に遅刻したことから。
『さまよう刃』は、アヤミが貸してくれたんだけど、これを読んでなんて思ったのだろう。わたしは、「おもしろい」とは思えなかったよ。
さまよう刃 (角川文庫)さまよう刃 (角川文庫)
(2008/05/24)
東野 圭吾

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長々読んできたけれど、結末は一瞬だった。
レイプ犯罪を考えると、性って何だろうと思う。
栃木県足利市で女児が殺害された事件で無期懲役が確定し、千葉刑務所で服役していた菅家さんが冤罪だったことが報道されたけれど、これもつらい話で、
そういうもので不眠症。
自分は犯罪に巻き込まれてはいけない、
一人の問題じゃないんだと思う、
性犯罪が怖い。物音のたびに起きてしまう。
でも、怖がって生きるなんてもったいないですよね。

アップルハウス


母がやっているパンケーキ屋さんは、アップルハウス。
そのHPを作ろうとしているのですが、
インフルエンザが治ったころ、
セキネさんにケーキを食べてもらい、
それでHPも作ろうよということになり、
停滞して、まだ全然完成していないのですが、
セキネさんが素材を作ってくれています!


池袋の東急ハンズで買った熱でとけるねんどで作っています。
どうですかー
「林檎なんてポイポイですよ」と言って作ってくれるのです。
緑のは、木ノ子ではなく、木。

2009/06/02

デッドエンドの思い出

デッドエンドとは、行き止まりのこと。転じて先、将来の展望が見えないこと。
デッドエンドの思い出 (文春文庫)デッドエンドの思い出 (文春文庫)
(2006/07)
よしもと ばなな

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短編集。5つ。
こうやって続けて読んで、よしもとばななは、こういうことをするのね、と、
人が“癒し”というのも納得、と思った。
つまるところ、話は、全部同じ
(女がいて。その女かまたは出会う男とか身近に感じるもう一人の人は、当然のように幼少期など特異な経験をしていたり、本人が気づいていないところでとても傷ついていたりする。
 そして女は、死に掛けたり、婚約破棄されたり、身近な人を失ったりする誰にでも起こり得るけど特別な体験をきっかけに、体調や視界や感覚が変わる。よくなったりわるくなったり。でも結局よくなる。求めているものは、自分のみる夢や行動にある。または誰かと話していて、気づいてゆく。答えは自分がもっているんだ。)
ことなのに、設定や小さな展開があっと驚くもので、それがわたしがまんまと感じてしまう恐怖です。

例えば、
「おかあさーん!」では、
ごはんの中の黒米に足がはえていたのだ。

「デッドエンドの思い出」では、
「お金を、貸したままなの。」

というところ。
電車で読んでいて、わ、ってなる。びっくりする。怖い怖い怖い、ってなって、よしもとばななやるなぁと思う。