2010/10/31

面増へ


おそらく新年から担当の面が増えると思いますよ、と先輩方から言われてたので、覚悟していたけど、今週部長から11月からもう1面やってもらうと言われて、2か月も早い、今でさえ!と焦る。
また、新年号は10面できる?ときかれた。どれだけ忙しくなるのだろうか。
やれると思って取り組むと答えたら、
「一人で仕事するわけじゃないから、白旗あげたらみんなでやるし、
 赤旗あげたら……ねえ」と優しい言葉をいただいた。
はやく一人で一般記事を組めるようになりたい。(今は商況面だから、形が決まっている。)

部長面談開始。
1日に1人、外で5時半くらいから行われる。
1日目(木)、部長とKさんで、喫茶店でコーヒーを頼んだら、夜だからお酒しか出せないと言われて、部長は「じゃあウィスキーで」Kさん「僕は、ビール」。
2日目(金)、Oさん。
のはずが、部長、「金曜日だから今日はなしでいいよね」。
全員わたしに謝りながら帰っていった。
(メイトI様の送別会があるのにさ)

居残り。
記者O里から出張に出るから今書きあげた自分の記事を組んで行数確認してほしいと電話あり。
自分で数えろよと思いつつ、組んで、出張のお土産をねだってみた。
相場表は、○○さんと○○さんにも確認してねと毎度ご丁寧に言われて、
毎日やってんだよ、わかってるよと思いつつ、このなぜだかいつも偉そうな態度で終話するO里さん好きよ、と思いながら元気よく返事をしてお礼を言って今週は終了。

総括。午後の12時半あたりからはすごく忙しくて、その時間はとにかく一つ一つ急いで進めるんだということが分かってきた。
午前中はあってないようなもので、窓から双眼鏡でランチメニューみたり、PC見ながら週末の予定立てたりしている。
1面と最後の面だけは当日入稿当日後半で、
木曜は8面の記事が急遽掲載NGで、中面巻き込み差し替え組み直し、広告確認、編集長記者はアメリカ大使館に取材で不在でさらにバタバタ。
かわりに指揮をとった大阪支社のM取締は、記事NG出しておいてお弁当を買いに行って不在。部長、電話で「こんな時に弁当?! ぼけたんじゃないか。怒っていたって伝えて!」と言う。その後、自分も弁当を買いに行く。
金曜日は大企業が何かしたらしく「記事差し替え」、編集長は外出でバタバタ。社長の許可をとったり、ギリギリまで企業の広報部に連絡したり、なかなか大変。
わたしのできたことは記者に「とりあえず一旦記事入れてください!」と電話したことのみ。
そしてそういう日に限って、印刷機の不調があったりするんだって。
でも、4時にはみんなお茶すすっている。
個人的には平和な1週間に、お土産の楽しみも重なり、台風を待ち、快く眠る。

2010/10/25

金一封


パーマが右だけうまくかからず、美容師さんに相談してもう一度かけることに。
エアウエーブというのは、仕上がりはいいし、落ち方も自然だし、髪もつややかになっていいのだけど、かける時が本当につらく、あついし、背中から色々痛くなって苦しくなるしで、とても苦手です。
特に熱くなって顔のタオルがムシムシになって、限界!となる。
熱くて逃げたい一心で前につんのめりながら、座っていたのをアシスタントの男の子がずっと見ていたらしく、わたしを見るたび笑いがとまらないようでした。
かけ直してくれるのは本当にありがたいけれど、またあのマシンに入るかと思うと気が重く。
それを今まで3回経験しています。

しかし、今日はそれを察してか、美容師さんが至れり尽くせりの工夫をしてくれました。
低反発のクッション用意したり、最初から涼しくしてくれたり、『サザエさん』の1巻を用意してくれたり。
そしてすべてを1発OKで済ませて、ぐりんぐりんにかかって帰りました。
この機械がねーということで、写真をとってくれました。光っている。
美容師さんたちとエヴァンゲリオン序と破で、どこがよかったかを言い合ったり、
好きな韓国ドラマをいい合ったり、
目黒と白金の違いについて検証したり。
というのも、そのパーマの機械の管が、「ナディア」のお兄さんぽいなと思ったからなんですよ。言っても誰も知らなかったけれど、分かりますよね?
いい美容室だと思いました。
お土産のチーズケーキもみんなで食べてみんながお礼と感想を言ってくれたし。

今日は初めて、本社の編集会議に参加しました。
金一封が配られました。
「金一封」っていくらなんだろう、と常々思っていたけど、縁のないものだったので、「寄付金や賞金などを、金額を明示しないで紙に包み、封をしたもの」というのを今さら知りました。
今回の金一封は2万円でした。隣の人は「飲むぞ飲むぞ」と喜んでいました。
会議は、発言がどんどん出て、皆自分の意見や状態をはっきり伝えていました。
やっていないものはやっていない。
忘れていた場合は、忘れていた。
「これからやるの?やらないの?」「やります。でも広告は無理かも。△で」
という事実確認だけをぽんぽんやりとりする時間があり、
「今年のキーワードは」という題で、みんなどんどん言い合って机一周。言葉につまると、パス。
飲み会でしか会ったことがなく、原稿をなかなか入れてくれないという記者さんたち、今日はかっこよかった。

直帰していいと言われていたけど、一瞬築地に戻って、会議の感想を述べ、すぐ帰りました。
自分の面はほかの人が組んでいてくれて、さらに美容室にこころよく見送ってくれて、本当にいい会社だと思いました。
3時のおやつに、と母の焼いたリンゴケーキを渡したら、おいしかったと、そのおいしさの具体的な感想を丁寧にみんなで口ぐちに言葉にしてくれました。
ほめられると嬉しいから、またケーキを!と思いました。

展望台

週末の夜、元同僚(26)と恵比寿ガーデンプレイスの39階あたりに立ち寄って夜景をみた。
東京タワー側じゃないから、ここどこだ?と言いながら。

展望台から景色をみると、
必ず三軒茶屋で仕事していた時のこと、
同僚とキャロットタワーの展望台にのぼって写真家の真似ごとしたり、これからどんなことをしていきたいか話しあったりした時のことを
わっと思いだす。
東京タワーで誕生日を祝ってもらったことも思いだして、
「ああ、切ない」
「全然そういうのないですね」
とそっけない元同僚、「会社がどんな場所になるかも、大人になってからともだちを作れるかどうかも、自分次第ということですね」と頷いていた。

2010/10/24

代官山にて!

秋の雨の日、恵比寿ガーデンプレイス。
落ち葉に、イルミネーションもきれいでした。

金曜。
自転車で行けるあたりで終電気にせずおそくまで飲むというのに憧れていたのが、三島さんと三島さんの社長さんのおかげでで現実に。
久しぶりに会う度に、この怖そうでおしゃれな社長さんと何を話すんだろうって思うんだけど、なんだかんだ話していると楽しくて新鮮な気持ちになります。
ふらふらになるまで飲んだ。
左に2回2の意味がわかりません
社「それは、左に(略)、そうすればきっと開くよ」
「書くので、もう一回言ってもらえますか」
社「言いたくない」
「開かなくなったら電話します」
社「いつでも…」
という感じで握手をして別れました。

2010/10/17

一人の週末は


図書館に行って木の本(図解入りの易しいもの)を借りたり、五十嵐君合コン以来の美容院で苦手なエアーウエーブをかけて頭皮エステをしたり(大事)、目黒区のスポーツセンターで初回講習を受けて乗馬マシンにのったり。
いちごのナックルが食べたくなると、ナショナル麻布へ。カボチャがいっぱい置いてあった。(写真)
ここらへんではハロウィンは、イベント性が強いんでしょう。
ショコラティエ・エリカに行った時も、蜘蛛つきのチョコレートだったし、美容院NIPENJIの飾り付けも蜘蛛の巣で彩られていたからね。
あとは、恵比寿ガーデンプレイスも、プラチナ通りもそれはそれはきれいです。特に夜。

六本木!


人の話によると、世間は六本木から離れているということなんだけれど、六本木で仕事帰りに飲んで帰るというのができたらなあと思っていて。先日、願いかない、三島さんブログでお馴染みの商社マンAKO君と六本木のおしゃれで広々としたお店で飲んで帰りました。
たぶんここ
(急な「韓国料理が食べたい」というリクエストにもこたえてくれ、かつ営業先の店だということ。)
なぜか、カードで支払って、お金はいいというけど、そんなつもりがなかったので払うよと言ったら、
「大人だから」(ズーズー弁)と穏やかに笑っていました。
かっこいいですね。

2010/10/16

冷や冷や

それほど長くもない記事に「…に注目したい」とか「注目されるのは…」と3回でてきたから「注目を1つにしたい」と言ったら、
書いた記者から「なぜ1つじゃないといけないんですか」と反論され、やりあってしまった。

こういうつもりで注目を3回使っているんだと説明されて、
そうかーと思いつつ、おかしいものをおかしくないとは言えないず「間違いじゃないですね」。
しかし、内容に間違いはなくても、売り物の文章としては間違い、読みにくいものは間違い、と思う。が、記者の気持ちも大切にしたいと思う。
喧嘩もしたくない。
相手だけやたら怒った口調。
最後はファックスが返ってきて、電話もらって「あとは大先生に満足いただけるように直してくださって結構です」というようなことを言われた。

単行本の校正が戻ってきて見ていたら、10時に。
部長がまだ時間大丈夫?と言って餃子屋に連れていってくれた。
(手羽先餃子というものがあって、手羽先に餃子の具が入っている。)
部長、「今日は久しぶりにひやひやしましたよ。名前呼ばれたらどうしようかと思って。っていうのは冗談だけどね。いいと思います!」
じーん。


向上心のないものはばかだ。
『こころ』

2010/10/14

ノヴァーリスの引用

あなたたちは何も信じていない。何も信じていない人間を僕は信じられない。あなたたちは何だかんだと言いながら、この現実が最上のものだと感じている。だからあなたたちは変化を望まず、社会を変革したいとも思っていない。

ノヴァーリスの引用 (集英社文庫)ノヴァーリスの引用 (集英社文庫)
(2003/05/20)
奥泉 光

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大学で哲学を専攻し、同じゼミに所属していた男子学生たち。
卒業後、恩師の葬儀をきっかけに再会。
死とは何かを考える。
そして、大学時代、飛び降り自殺で亡くなった同窓生を思い、その時のことを思い出し、彼のことを思い返す。哲学的思考とともに分かったことは、自殺ではないということ?
犯人はこの中にいる? 誰?
っていうのがわたしは結局わかっていない。忙しい時期の気分転換に字面追うっていう本ではなかったようで。
死んだ学生・石塚の言葉に幾度も共感。彼はうざがられて嫌われて、拒否されて罵られて、若いうちに死んでいった。

2010/10/12

通常営業


久しぶりに、仕事がいつものペースになりました。
だからお昼には、図書館にも行けるし、喫茶ひよこにも行ける。
今日はホットドッグ。そしていつものバナナジュース。(130円と200円也)

午後3時には校了。
今日もなんだか心もとなく、校了。
その後、自分の面に誤植があることがわかって、
工程さんに「とりなおし、お願いします!」
5階に走って「とりなおし、お願いします!」
誰もが当たり前のように心よく対応してくれて、2度目の校了。
部署に戻ると部長が「ごめんごめん、見落としてたよー」。
誤植の見出しを作ったのも、見落としたのも私です。
その後、記者(京都女)がくれた手作りパンケーキと、紅茶でゆっくり。

6時過ぎ。
「帰ります。銀座に寄ります」と挨拶し、
(わたしに限って「今日はどこいくの?」ときかれるので、寄り路先を報告して帰る。)
「お土産はいいよ」とあたたかく見送られ退社。

帰りは、初・銀座三越へ。
「優しいかんじとクールなかんじ、どちらがいいですか」
「クールなほうで」
と化粧をしてもらったら、凛々しく濃い顔になった。shuuemuraなのに。
次に松坂屋の無印に寄って帰宅。
無印のおかげでどんどん部屋が片付いていく。

ガンバ


11日。24、5の時に働いていた会社でお世話になり、
最近もメイト絡みでお世話になったデザイナーさんの家に遊びにいきました。
4年ぶり。
かっこいい彼氏と、一軒家に仲良く住んでいてとても楽しそうで、幸せそのものだなぁと思いました。そして、多分同じように幸せで、そして悩みもつきないS姉さんのことを思い出し、切なく、恋しい気持ちになって帰りました。
色々うまくいけばいいなぁと思って。

その話題にのぼったSさんが最近わたしに送ってくれた絵(画像)。

引っ越して2カ月、今さらだけど、郵便受けのカギがあかない!
大家さんに、「左に2回2…」って書かれた紙を渡されたけど意味がわからない!!
と、電話した時も、Sさんは一生懸命考えてくれて、
結局役に立たなかった。
そして、しばらくしてからこの絵が携帯に届いた。

有楽町で



観光隊がそろわず、東京観光第2回は、延期に。
でも、メイトのチノさんと銀座観光。
椿サロン サッポロのカレーライス(写真のハンバーグみたいなのは、ハンバーグではなく、チーズがかかった焼きおにぎりで、デミグラスソースみたいなのはカレーだ)も、ホットケーキもおいしくて幸せいっぱい。

銀座を歩いて、日比谷を歩いて、恵比寿にとんで、
韓国料理たべながらビールを。
これ以上ぶよぶよになりたくないのに。


なんといっても今日のメインは無印だった。
一番大きい無印と思われる、聖地・有楽町無印に行った。
ビックカメラの2階で想像と違っていた。
しかし広さに、満足。初めて「無印の家」が売っているのも見れた。
このように、最後まで本題をとっておくタイプのメモや手紙を書く人がいるらしく、人としておかしいと飲み会で散々たたかれていた。
振り返れば、用件は1行なのに、そこにたどり着くまでに「いつもお世話に」とか「先日はどうこうでありがとう」とか入れてしまっているかも。
気をつけなければ。

2010/10/09

新聞特集号終わり

木曜の朝~3時頃が忙しさのピークだった。
もう校了だっていう時間にまでファックスで訂正を送ってくる記者がいて、それをまじめに直す向かいの席のKさん、という図が何回も続き、
部長(新部長は仕事大好きでユーモラスな女性)にもファックスで組み直し命令。前のデザインに戻して、という内容にとんでもない忙しさに。今の組みの形、面白くていいじゃん!と思っていたから「何それ!!」と思う。
部長、「前のに戻すっていうのが一番いやだ」と嘆きながらもテキパキと直す。
階を移し、DTPのプロの隣に座って、口頭で指示を出す。
プロの手つきの滑らかなこと。そして一部の指示なのに紙面の組みの流れを一瞬でわかって組んでくれる。
バタバタと校了。普段は「校了」と大きくゲラに書くのに、
特集号は赤ペンで「OK」と殴り書く。
この状況にいらっとしまして、部長と記者Tに「こんな時間に訂正のファックスなんておかしいでしょう! 改行訂正だけのファックスなんておかしいでしょう」。
「おかしいよ!」と部長。でも、とりあえずは終わったから終わりっぽい。
まじめなKさんは「うん」とだけ。切なかった。
何人かの同僚で「明日がある」を歌う。明日があるのが嫌だという。
部長しみじみと、「新聞の面白いところは、どんなにバタバタしても、何があっても、その日におりるってことなんですよ」。

金曜。今日は全国の記者が集まって会議をする日だから、訂正のファックスもなく、平和裏に進む。わたしと部長だけは、厄介な面を担当し、最後までバタつく。
でも、終わった。
次の日付の組みに取り掛からず、「たちあい」に。
たちあいとは、刷るのを見ながら、ちょこちょこっと1部かすめては色のかすれや紙のずれ、皺などがないかをチェックすること。
面白かった。
地下。寒いし、至る所に機会があり、稼働の音で会話はしづらい。手はふさがっていたり汚れていることが多いからか、基本自動ドア。DTPの人も、営業の人も、わたしたちも、刷る人たちもみんなで大量に出てくる新聞を一部かすめてはチェックしている光景がよかった。

本社の大きな会議の後は、立食パーティ。
緊張しておなかが痛くなる。
たちあいの分、仕事がずれ込み、途中参加になるし、憂鬱。
行ったら、全員ビール飲みながらビンゴゲームしていた。社長が1枚くれたから、やっていたら、2番目にビンゴ。コップに小銭で入った4千円もらい、それを持ちながら全員に挨拶、「よろしくお願いします」。
怒ってばかりの嫌われ者の社長に、呼ばれていると言われていくと、記者Oが君のことが好きなんやと、とキューピッド的ご発言。
記者Oを呼び、3人で対談。よく分からない。
女性の先輩方には、社内の男はやめておけと何度も言われている。
どうしましょう?
酔っ払って、夜道、部長に「明日はもうありませんよ!」。
「そうだよ! やったねー!!」と手と手を取り合って喜んだ。

やっと終わった忙しさ。当分は燃え尽きて、休息予定。
そういえば、わたしの担当した面が社長にも、ほかの記者にも評判悪かった。
残念。