2011/02/27

ビール工場

サントリーのビール工場見学に行ってきました。ゆりちゃんって子と。
久しぶりの府中市。
分倍河原からシャトルバスのモルツ号に乗ります。

工場はきれいなところでした。
映像をみて、ビールをみて、おいしそうだなぁと思います。
ガイドさんの説明を受けながら工場内を回ります。

ビールの原料は9割が水。そして、麦です。麦が配られ(写真はその瞬間)、
そして原料その2ポップです。ポップはアロマポップとビターポップとありまして2つの香りをかぎ分けました。


洗浄中。
プレミアムモルツは、仕込みが…、HPに書いてあります。
http://www.suntory.co.jp/factory/beer/guide/index.html


ビールが3杯までただで飲めます。朝・昼食べずに飲んだ私は一杯でノックアウトでした。
ビールのおいしい入れ方講座がありました。それが知りたかったぞ。ありがとうございます。と拍手。
帰りは足元覚束ず。国分寺へ。おしゃれなカフェに連れて行ってもらいました。

2011/02/25

乙女の密告

今日読み始めた『乙女の密告』。
「タカヨ!」
 とても怒っている。もはや、貴代はあほの代名詞になっている。

とか
トイレでの需要と供給のバランスは常に崩れている。

とか、
地下鉄で笑いをこらえて読んで、
職場でどんな本かときかれて説明しようとしたら笑いと涙がとまらなくなってしまった
『乙女の密告』。
乙女の密告乙女の密告
(2010/07)
赤染 晶子

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家に帰って続きを読んだら止まらなくて、涙ながらに読み終わりました。

外語女子大の乙女たちがスピーチに挑む。
スピーチは、アンネの日記の暗唱。
乙女みか子は、スピーチにおける記憶喪失をおそれる。自分は何を忘れているのか。何を思い出すべきなのか。
女子大の乙女の世界、真実に興味がない乙女の世界。噂話が横行。そのなかでみか子は真実を知る。その姿を誰かに見られた。誰に見られたのか。その人は密告したのか。どうやったら潔白を証明できるのか。スピーチで。
ではアンネがユダヤ人と密告したのは誰か。
などなど。

スピーチの記憶喪失を乗り越えて思い出したものは、乙女各人違うものでした。
おもしろかったです。アンネの日記ももう一度いちから読みたいと思いました。
「ミカコ、アンネの関係者はもう誰もいません。残されたわたし達は真実を忘れてはいけません。どうか、忘れるということと戦ってください」

2011/02/21

ダンス


台場区民センターでダンス講座があったので、参加してきました。
2時間、3種類のダンスを習いました。
インド舞踊にはストーリーがあって、覚えやすそうだったけど、やってみたら一番難しく感じました。
来月にもあるので、一緒に行ってみたい方、ご一報ください。

2011/02/20

耐震博覧会


13日、NICE住まいの耐震博覧会に行ってきました。
B級グルメあり、仮面ライダーショーありのお祭りでした。
国産材の香りをかいできました。

今年は国産材の年だ、という言葉をよく目にします。
勝負の年だそうです。
(大きくも立派でもないけれど、木材の観点からみると、私の実家はすごい家らしく、国産材が贅沢に使われています。絶滅とみなされている青森ヒバまでお風呂に使っています。)
国産材は何がいいのでしょうか。私にはまだ分かっていません。

このフェアでは、思い切りしめてもバタンと音がたたないドアや、雨できれいになる外壁、畳のフローリング、4㍑トイレなどなど、住宅の業界は確実に進化し続けていることに感心して回りました。
次回は、6月です。

日野


16日、会社を「自然に休んで」転出・転入の手続きを済ませました。
もう港区に住んでいるとはいえ、いざ日野から出る手続きをふむとなったら涙が出てきました。
日野生活長かったし、もう戻ってくる理由はないし。

夕方は、大塚M図書付近でS姉と落ち合います。
センチメンタルを話したら、
「わかる! わたしもA市に行ったとき、愛おしくて地面に抱きつきたかったですもの」と興奮していました。
最近忙しすぎて周りに心配されている元上司・Sホさんを待ってみたけれど、22時で諦めて帰りました。
Sホさんが仕事から解放されたのは24時でした。

2011/02/12

ポポイ

同僚から『ポポイ』という小説を借りて、読みました。
育ちのよい娘さんが生首を預かって「ポポイ」と名付けて交流を図る話。

これには、
秋が夏を滅ぼした時、霧の中を歩いてくる灰色の二つの影は誰かという話

など、季節に比喩がお決まりになっているかなと思うくらい、2つがセットで出てきました。
そのたび、季節の比喩っていいなぁと思いました。

ほかに、ひだまりという言葉が、感じで「日溜まり」と表記されていたことで、
初めて、水たまりのとひだまりの「たまり」が同じ「溜まる」ことだとわかり、
嬉しかったです。
そしてこのように、使い慣れた言葉の漢字変換を知って、喜んでいた小学生の自分と、一緒に「おお!」と言っていた友達のことを思い出して、いい気持ちになりました。

ポポイ (新潮文庫)ポポイ (新潮文庫)
(1991/04)
倉橋 由美子

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2011/02/04

世田谷でスノードームづくり

先週末、世田谷ものづくり学校へ。
今度は迷わず。三茶からせめ、帰り道は池尻。

スローフードカフェ?で急いでかきこんでいたら、雪がふってきて、どっかの子供たちも、カフェの人たちも、みんなでわぁっとなりました。
(ランチセット800円。写真参照。小皿は数種類から選択可能。おなかいっぱいになりました)

その後、スノードーム作ってきました。
前の夜、久しぶりに想定外にふられて、がっくりきていたところのまっさらなスノードームに、しんどかったですが、あっという間の楽しい時間を過ごしました。

スノードームのテーマは現職にちなみました。
月曜に職場にもっていって、飾りました。好評です。

女であること

『1Q84BOOK2』がけっこう恐ろしく、思い出すたびぞっとしました。
(さなぎ、こわいし、リトルピープルのはやし役こわいし。)
そのため、次の本を急いで読んだ同僚おすすめの川端康成なのですが、よかったです。
女であること (新潮文庫)女であること (新潮文庫)
(1961/04)
川端 康成

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 さかえは市子にあこがれ、佐山をうやまっているために、二人を「夫婦」に合わせてみると、底知れないものに思える時がある。
 長年つれそった夫婦、なかのいい中年夫婦は、そばの若い娘には、
「こわいわ。」である。

というのに、少女の時に感じたことを思い出したり、
男が追い詰められてはいたひどい言葉に傷ついたりと、後半は特に盛り上がりました。
でも本を読んで涙が出たところで、1年後は思いだせないようなことになります。

 いきなり佐山にぶたれて、佐山に抱かれた時の、身をつらぬいたよろこびは、思いかえしても、のど輪をしめられるように、さかえはせつない。
 一人のひとを思いつめるとは、なんということだろう。
 なにもかもが、「その人」という、一点に絞られて、集まってしまう。


一言で傷ついて頭が痛くなってしまったり、
ささいなことで期待が広がっていって自分でも怖くなって打ち消しては、打ち消すことでそれがより鮮明になってしまうような女のかんじがよかったです。