シフォン

近所に立派なかばん屋がある。
そこには軽い革の鞄が置いてある。
前に買ったポラロイドのデジタルカメラに、「軽いね」と驚かれていたが、
このかばんも驚かれるに違いない。
メイトに入った冬に買った茶色い鞄をずっと使っていたけれど、
乱暴に使ってしまっていた。気付いたら、鞄はヘトヘトになっていた。
今回行ったかばん屋さんでは、店員さんのかばん愛を感じたから、今度は手入れをしようと思った。


今日は、校了時間ぎりぎりに、おかしな接続の文章を発見。
ちゃんと読んで校了しないからこういうことになるんだ！
まだ１面だけの担当なのに、ムラのある仕事をしているのである。
先輩や上司にきいて文章を切ってしまえと切って校了。
そこにいた３人が同時に、「すみません」。
悪いのはわたしだけなのに、すみません。

今日は職場で、みんながシャーロック・ホームズ好きということを知り、盛り上がった。
部長はエラリー・クイーン派ということで、これも盛り上がった。
先輩Ｎさんは海外文学に明るく、ほかの人たちもどんどんついていく。
記者Ｏもなんだか知らない作家の名前を口にするようだ。
翻訳はどうも、と成人になってからは読んでいなかったけれど、急に熱が！

帰りに、昨日マイコさんと飲んだ後に撮ったプリクラをみんなに配って帰った。
だらだら残っていたら６時半になっていた。
女子で帰るか、と女子全員（３人）で退社した。
ただし、早い退社のような気がして罪悪の感。

商況の記事には「ただし」「ただ」「一方」が多発する。
「ただし」と「ただ」は、「ただし」をつたなくすると「ただ」になっちゃっているんだろうと思ったけれど、「ただ」は、「只」で、ただしの意味。「ただし」は「但し」でもともとは「ただ」に「し」がついたんだっていうから、つまりはどっちでもいいんだってことです。明日からは気にせず見過ごそう。多発には注意するべし。
（この間一つの言葉が多発するべきではないと伝え、何が悪いと気分を記者の害して言い合いになったのだった。）