「そんなところへ出かけても撮るものなんて何もない」「もうよく知っている場所だから何も撮るものはない」と自分では思っても、カメラを提げて歩けば目は敏感になり、自然と指が動き、いくらでも撮れた。 「膀胱に一滴も水分がない」と自分では思っても、トイレへ行けばおしっこが出てくるのに似ている。
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