2005/09/07

今日の空に、夕暮れに



今日は、あまり一緒の時間を過ごしてないけど、

でも、久しぶりにお話しました。

一生消えない記憶になるほどの時間だったかどうか、

まだ分からないけど、貴い時間でした。



今日は、一緒に帰りました。

これから用事がある彼は、「パン買ってくれませんか」「冗談です」だったので、

「たこやきおごりましょうか」ということで、たこやきを二人分買い、

駅横のベンチで空を見ながら食べました。

今日台風だったので、去った今、それはとてもきれいでした。

「この空、1500円出せるよ」

「もう300円出してもいいね」

「あそこらへん、みて、いいね!」

「この時間焦る。よく分からないけど、すごい焦燥感」

「どこからが夜だと思う?そこからじゃない?

 常識的に考えてそうでしょ。そこから、夜が広がってくるんだよ」

「あれ(夕焼け)が1時間もしないう内に真っ暗になるんだよ。寂しいよね」

「もう800円出せるね」

と、夕暮れの空が好きな人は、楽しかったみたい。

「たのしい」って言ったのを、聞き逃さなかった。





実は、その平和な時間が訪れるまでの、朝からの約10時間、

戦いというか、なんと言うか・・・。



職場の先輩に

「この人、うざいでしょ?」とわたしの話をふられ、(はたから見てもわたしはうざいでしょうね)

「・・・」

「じゃあ、一日に何回うざいって思う?」とさらにきかれ、

「5分に1回」

と答えていました。

そして落ち込んでいました。

++++
一緒に帰り、わたしは話さないからか、

相手がよくしゃべりました。


そして仕舞いには「今日よくしゃべるでしょ?」と自分で言っていました。

「そうだね」

「だよね~」

「多くしゃべった方が負けだよ」

「やっぱり?だよね」

「しゃべらなくていい?」

「いいよ」

「話し掛けてきても無視とかしていい?」

「・・・谷崎潤一郎の言うとおりってことだよ」

「耽美主義ですか」

「ですね」




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