2005/11/17

冬到来



今日の夜は、昨日に比べて随分寒い、と思いました。

どうでしょう。

「ああ、寒いね」

「冬が動きだしたね」

「うん」

「歌っていい?」

「ふ、ゆが、は、じまるよ~♪」

「!!

 いつ『歌っていい』なんて言った?」

「?」

「『歌っていい』って、言いましたか。

 おれ、許した?

 『歌っていい?』って、きいたんだけど」

「・・・」

という、この相変わらず圧迫感のある会話が

わたしは嬉しかった。

また同じ店で夕飯を食べながら、

「さっき何歌おうとしたの?」

「同じ歌」

ってきけたし、

とにかく、してやったり。

今日も、色々争ったし、叩かれたし、

人には言えないようなこともされたような気がしなくもないけど、

平和で、幸せな一日でした-。




彼は絵がうまいんですが、

わたしをみて、よくさらさらっと似顔絵をかくんですね。

見たことはないんですが、

彼曰く、「似すぎていて、こんな、ひどい絵、見せられない」と言って、誰にも見せずにシュレッターにかけるんです。

今日も、髪を切ったわたしを前に

「かわいいですねー」などと心ない言葉を吐きながら、

似顔絵をかき、「これはひどい」と一人で笑っていました。

そうしたら、トップの方や同僚の先輩が「見せなさいよ」と迫ってきて、

「これは、ひどい絵なんで・・・リアルで」と焦っていました。

わたしには、「見られたら死んじゃう」とまで言っていました。

「誰に殺されるの?」

「あなたのお母さんとかお父さん?」

「見せてよ」

といって、今回は数分間、職場で肉弾戦。

まわりは「やらせておこうか」「まだ戦ってるの?」「長いよ」

などと言いつつ、放っておく感じでした。

結局、紙はもみくちゃにされ、最後彼がビリビリに細かくやぶいて

THE END.

ばかだ。




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