インフルエンザ休みに読んだ本。
鼓笛隊の襲来 (2008/03/20) 三崎亜記 商品詳細を見る |
現実とちょっとだけずれた世界が描かれた短編集。
例えば、鼓笛隊が台風のように襲来してくる世界。
あとは、浮遊する街に住む彼が大好きな女性の話、
5年前に忽然と姿を消した列車に乗っていた恋人が忘れられない女性の話。
ありえないことが起こったとき、人はありうることとして受け止めるもんだから、
短編集のような設定の世界なんてないけど、
人間の感情だけは現実的で、
でも作り物っぽかった。残念。
だから、特には、おもしろいところはなかった。
鼓笛隊の襲来/三崎亜記
0 件のコメント:
コメントを投稿