2008/06/30

小説を読みたくて



風に舞いあがるビニールシート風に舞いあがるビニールシート
(2006/05)
森 絵都

商品詳細を見る


日本人の良心に訴えかけるような、

大人の児童文学みたいな本だった。

世界には、どうにかしなくてはいけない、どうしようもないと思われることが絶えず起こっていて、

日本でもそうで、それについて何もしていない大人は、目をそらしている、ということをしている。

どうする?と問いかけている。

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)
(1999/05)
東野 圭吾

商品詳細を見る


推理するぞー!と意識して読んだ。すっかり夢中になって、

読み終わっても犯人が分かる確証はないけれど、読み終わりたくて

仕事中も、読みたいなと思うほどだった。

読み終わってみたら、とても怖くなって、「なにが殺人事件だ!」といやな気分になった。

殺人なんて怖いこと考えたくもない、って思って。




0 件のコメント:

コメントを投稿