2012/12/01

すてきと思え


昨日のお昼休みにお弁当を買いに出るついでに夕飯の用意をと、八百屋に行ったら、すばらしい八百屋だった。
安い。そしておじさんが、どんどんおまけしてくれる。誰かと携帯でしゃべりながら、わたしが選ぶのをみていて、ねぎを1本といったら、ほかの種類のネギも手にとって、春菊渡したら、サラダに使うこじゃれた葉っぱも袋に勝手に入れていた。
「あなた幸せそうだね。なんかいいことあったの?」「お幸せにー」

近所のところも、通勤途中にあるところも、最近つぶれてしまったところ(2件…)もそうだけど、八百屋さんにいくと気分がよいことが多い。

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この秋、中央区の講座「健康」を受けていました。昨日はその最終日でした。
今日ならったのは「セルフエスティーム」「ヘルスプロモーション」。
自分を誰かと比べてはいけない、自分ってすてきだなあ、美しいなあと思うこと、
初めて会った人に対して「すてき」と思うこと、発想を柔軟にすること、
例えば「ひまわりは本当に黄色なのか? 太陽の光の下なら、黄色。月の光なら? 違う」
そういうことを。
講師の島内典夫教授がとても話の上手な人で、魅力的でした。

講義では、まず何をもって「健康」というのか。自分の考えと、日本人の「健康」の定義の変遷を教わりました。大体人間は15の回答に分かれるということで、15項目用意されていました。
1幸福なこと 2心身ともに健やかなこと 3仕事ができること 4生きがいの源 5健康を意識しないこと 6病気がないこと ・・・12長生きできること・・・
自分の健康観と一番近いものを選ぶ。
たとえば12を選ぶと「おむかえが近いですよ」って言われていました。

そして、「目を閉じて、大切だと思う人を思い浮かべてください。誰を思い浮かべますか。」と問われました。
ここ数十年の日本人には、家族、友人と答える人がほとんど。
親戚まで思い浮かべられるのは「生きた化石」。
では隣人は?近所の人は?
自分の周りに住んでいる人を大切だと思うこと、幸せを願うことがとても大切だよねーという話でした。

八百屋さんのことを思い出しました。わたしの幸せを願ってくれて。

講義後、打ち上げとして、ささやかながらと聖路加大学か病院かの職員の方がお茶の用意をしてくれていて、教授、大学生、おばちゃんたちと漫談。


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