2008/09/28

葉桜の季節に君を想うということ




人生の黄金時代は老いていく将来にあり、過ぎ去った若年無知の時代にあるにあらず。 ――林語堂


葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫 う 20-1)葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫 う 20-1)
(2007/05)
歌野 晶午

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最近没頭したくて、続きが気になるミステリー小説を借りてくる。

この本のH4(後ろの表紙、なんていうのか忘れた)には、あらすじと


あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。


という売り文句が買いてあって、この売り文句に感心した。

自分も、売り文句を考える仕事をしているのに、冷めた文章しか書いていない、これを書いた人を見習おう、と思った。

このときは、「必ず二度、三度」というのは言いすぎで、でもそれくらい面白いと思わせる言い過ぎの力だと思っていた。

でも、昨日徹夜して読んで、思わずもう一度最初を読み直してしまった。

さらに気になるところを読み直して、なるほどやられた、と驚いた。

こんな本もあるんだなぁアマゾンでは「疑惑のホームラン」といわれていた。




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