2009/06/14

とりつかれている

元同僚・隣の席のperoccoさんから4枚+裏の手紙が届いた。
“生と死”にとりつかれているということ。
そういうことってたまにあるよ。


peroccoさんは、生と死が迫ってくるのがどうしても気になってしまって、
わたし妊娠しているかもしれないって思って検査したら、ポジティブだったって。合点。わたしも隣町にいながら、メールも電話もお茶もしていないけど、妊娠しているんだろうと思っていたよ。
彼女の手紙は、すばらしかった。好き放題書いているようで、つながっていて、小さな驚きと神秘と感動があって、感動した。読んでいて、恐怖を感じることもあって、それも含めてすばらしかった。
わたしは人がすきです

と最後の「裏」にあって、わたしはあなたが好きです、と思いました。
今夜のように雨が突然降ってくると、彼女は「きゃー雨だー」って笑っているのかなと思って嬉しいんです。



ところかわってわたしは、“子を殺された親の苦悩”にとりつかれている。
テレビ(報道)も、ついみてしまったドラマ(アイシテル)も、小説(さまよう刃)も、映画(イン・ザ・ベッドルーム)も、子どもが殺され、親が苦悩し、自分はどうすべきか答えを見つけるというもの。転じて、セキネさんとも親のアイデンティティから逃れられないということを話し、寺山修二の『家出のすすめ』も親ばなれを提言するものだった。
親と子の苦悩にやきもきしている。
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彼女の手紙がうれしくて、
セキネさんに詳しく手紙の話をしたら、「逃しちゃいけないね!」と言っていました。
のんちゃんにしたら、「ほんと、話にはきいていたけどすごいね……熱い人だね……」と言っていました。同感よ~

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