2009/06/12

林静一



オークションで林静一の漫画2冊おとしました。
『赤色エレジー』をセキネさんの家で見つけて、続きを読みたかったからだったけれど、
すっかり夢中に。
セキネさんが編集者から、すすめられた林静一。
「この人今何しているんでしょうね」とセキネさんが言っていたので、
検索したら、小梅ちゃん書いた人だった。
そういわれれば、コントラストきいた横顔が同じ。
-----------------------------------------

セキネさんにランチで報告したら、ショックを受けていた。
「ヴェネツィア国際映画祭で銅賞もとっているようです。ほかにも色々と。映像もすごいみたいです」と言うと、さらに驚いていて、
それから午後は仕事が手に付かなかったとか。
-----------------------------------------
花金の夜は、ティーノセキネさんなど5人でしゃぶしゃぶ食べ放題に。
今読んでいる寺山修二の『家出のすすめ』の一部をまわし読み。
ヤグチさんはななめ読み。

この本はセキネさんが、
「わたしが持っていた本の表紙も林静一でしたー」と貸してくれた。
この本の提言に耳を貸せないけれど、驚く描写が多く、刺激的な電車通勤をやっている。

例えば、引用されている、石川逸子の詩。
「この子は手足が長すぎる」 
子を食う母 
朝に晩にばりばりと子の手足を食う母
血みどろの口と
慈愛の瞳 
「わたしはお前のためを思っている いつもお前のためを思っている」
子は逃げる 短くなった手と足で 子は逃げる
母の沼 どぶどろの臭い放つ沼から逃れようと もがく

0 件のコメント:

コメントを投稿