今日知った、あと1回で、塾退職。
今日は高3のクラスは1人になっていた。
その子も第一志望に受かって、
もう来なくてもいいのに、来ているというだけで、
実質受験シーズンは終わった。
初めて雑談の多い授業をしてしまった。
八王子ともお別れかと、帰り道はしんみりした。
中1のクラスは、女の子だけで枕詞と枕草子の勉強をした。
野口さんという子のことをなぜか山口さんと呼び、意地になって授業の最後まで呼び続けたらこちらを睨んでいた。
中学生のときも高校生のときも、「ロボットみたい」と言われることがあった。
ロボットが書くであろう字を書いていたからだろうか。
中3のとき、新学期早々週番になって
全部書き終わって、週番日誌の記入者氏名欄に書いては、消し、書いては消し、
定規を使って書きはじめたところに、6組の先生がきて、
「曲がったことが嫌いなんですか」と言った。
笑って「そんなんじゃないです」とこたえた。
噛み切れないイカをずっと口のなかに入れておけず
放送禁止用語としてかき消された言葉が何であるかきけない
わたしにとって消した跡が残る自分の紙類は、嫌悪の対象だった。
一回で定規のように書けたらいいのにと思っていたんだなぁ。
先生の声がけはうれしかった。
その先生が先週学校の3Fから飛び降りて死んだらしい。
わたしはその先生から英語の文法を習った。
黒板にかかれたBe動詞は手で、主語と述語を結んでいた。
のんちゃんの担任の先生だった。
のんちゃんに電話したら、絶句していた。
「誰かがあとを追わなきゃいいと思う」という彼女の思考回路に驚いた。
先生をやっていくのがつらい世の中になったもんだ。
わたしの好きだった先生たちも、つらい思いをしているのかな。
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