大雪で閉じ込められた山荘に8人。夜が明けたら、一人殺されていた。
ワトソン役の主人公は、被害者がその晩、自分の部屋で喚いているのを偶然聞いていたのだが…。
という話。探偵役が、犯人を名指しするときから、一気に話は変わるのがおもしろいといえばそうなのかもしれないけれど、あまり好ましくなかった。
星降り山荘の殺人 (講談社文庫) (1999/08) 倉知 淳 商品詳細を見る |
最悪を絵に描いて額に入れて美術館に飾ったら前売入場券が千枚売れたみたいな状況である。
人間の描きかたが薄くて、つまらなかった。
殺した動機がいかなるものか、が大切だと思うのだけど、この本が重きを置いているところはそこではなかった。
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