家の一部

宮城。
勝手に指定席座っていれば、料金払うだけでＯＫということを知った今回。
指定席をとるのが怖い自分にはぴったりのプラン。

宮城は風が吹いている。
木陰は涼しく、人も犬もいない。

宮城の家は、父母の実家に比べれば狭いなー
（うち、登米といっても都会のほうだし）
と思っていたのですが、
白金の狭さにやられているせいか、とても広く感じる。

東京で暮らしていると、部屋の中だけが自分の家だと思って暮らしているのだけど、
田舎の家にいると、玄関の外の水道や畑や柵や、木も自分の家で、
だから家に虫や動物がいるのも自然だし、そりゃ入ってくるし、
飼っているわけでもない猫や、
小さい子が入ってきてしまうこともあるのよね。

18の上京時、
東京では他人の家の玄関のドアを勝手に開けちゃいけないってことを知って
そんなことを禁じているなんて、と悲しかったことを思い出した。
ここらへん（登米にしては都会）も
まだ開けっ放しでやっていけています。
よかったよ～。

「金魚は？」
「数日前に死んじゃった」
「なんで」
「暑くて」
「なんで暑くて死んだってわかるの」
「水が暑かったの。この間の日曜日はすごく暑かったの」
去年は猫に食べられて今年は熱中症。残念だ。