2011/05/04

みなみさんりく

今日は父と南三陸にいってきました。
父がよく現場(うちの父は土木関係の仕事も頼まれていて、道路の写真とったり図ったりしていて、今回もなんかやっているんでしょうね。知らない)で会う人が、交通整備やっていたので「おうおう」とやっている少しの間、建物や木々が散乱している場所を見ていました。

地震直後、宮城の友達が「近くの町が流された。怖くて眠れない」とメールをくれた感覚が、わかりました。
父は、多くの人が死んだことを一瞬で感じたらしく、それに驚いて言葉が出てこなかったようでした。家に帰って、ごはんを食べる直前に「驚いた」と吐き出して、また黙っていました。

つぶれた車が並んでいました。
からまった電線も集められていました。
毎日毎日人が頑張っていることが見て取れました。
ありがたいと思いました。

毎日すれ違う自衛隊の人たちのおかげなのかしら。

そして、帰省してから、
誰々の体が見つかった、誰々がこんなずるいことをして許せない、とかいう
会話を日常的に耳にして、やるせない気持ちになってばかりです。
生き残るって大変なことなのですね、と思います。
被災した人と被災者を受け入れ援助している人の毎日の生活の苦労が報われてほしい、と思います。

この震災を特別だと考えているわけではないんですが、
私にとっては、そうなっております。

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