2012/06/19

少女革命ウテナ


先週金・土曜日で、少女革命ウテナ全話みました。
同僚2人が思い出話として盛り上がっているのをみて、みてみようと思ったのです。
おもしろいアニメでした。


どこまでもふざけているのに、恋愛関係が複雑になっていて、謎が多すぎる。主人公・ウテナまでがその関係に巻き込まれていくあたりは、悲劇。
基本的には剣での決闘で、「薔薇の花嫁(アンシーというドレス着た浅黒い子)」を奪い合う話。
たぶんアニメのテーマは、「自我の抑制」とその解放であり、 またのテーマは、永遠、永遠のもの。

謎について、色々推測してみていたのに、最終回はあっけないものだった。
同僚が「エヴァンゲリオンと違って最終回はすっきりするよ! 最後は少女が革命するんだよ、いや、少女が革命されちゃうのかな」というから、期待していたのです。物足りないし、謎は謎のままでした。
しかし、おもしろすぎます。誰かと一緒に観賞してつっこみたかった。

プレイボーイの生徒会長が、ニンジンを持ちながら、階段でポーズをとっているなんて序の口で、もう滅茶苦茶なことばかりでした。剣道部の主将はアンシーとの交換日記にこだわるし、夜明けのスキャットが流れたり、生徒会長の妹が牛になってしまったり。ヒロインのアンシーは、筆箱にデンデンムシをいっぱい詰めていたし、部屋の引き出しにはマングースを飼っていた。(画像は全部生徒会長の桐生冬牙。)

最初は、カットの使いまわしがいやだと思っていたけれど、そんなことはどうでもよくなってきて、おもしろいと思える。そういうのは、うちの職場に通じるものがあるような気がして、同僚への理解が深まった気がした。


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