今日読み終えた本は、初めて読む姫野カオルコ著の本。
名前からうけたイメージは、薔薇を散らばせたい、毒を散らばせたいかんじの、
辛酸なめ子と区別がつかない、そういうものだったけど、
読んでいて、内容がノンフィクションだったこともあり、著者のちょっと古典的な感覚に興味を持った。
いずれにしても人は煎餅を食べながら見る。ポテトチップスを食べながら聞く。真実も嘘もすべて、他人におこったことは煎餅を食べながら芋を食べながら、他人は見て聞くのである。
ああ正妻 (2007/03) 姫野 カオルコ 商品詳細を見る |
不条理な妻。筋が通らない。話ができない。夫は、自分はだまされたのだと思うし、まわりも思う。
よくありそうな話で、こんな人生ぜったい嫌だと思う話であった。
この本を持っていたら、電車で女子高生の集団に笑われた。
パッケージとタイトルが目をひいたかな。
まわりに笑えるものを探していた女子高生に見つかってしまったよ。
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