2009/12/17


 「全員が、知っていたのですね」と念を押して、続ける。
 「先日、B君のお母さんと話をしました。B君は、一年生の頃からずっといじめられてきていました。しかし、休まず学校に行くと言っています。嫌だけど、嫌だけど学校は好きだから毎日行くと言っています。と涙ながらに語ってくれたのです。君達に母親の気持ちがわかりますか」と。



いじめ。
中心は女子。
この先生は、いじめがありながら「みんな仲良くすればいい」ときれいごとを言う雰囲気がよく見えるクラスメイト全体を責め、気付かなかった自分を責め、このクラスなら乗り越えられると宣言した。
実践論文は、ゆずらないという姿勢、子供に媚びないという姿勢を語ったものだった。


著者の先生はピックアップしていなかったけれど、「いじめられた男の子の気持ち」「いじめられる側の気持ち」ではなくて「母親」と言ったのにぐっときました。
小学生でも母性を刺激されたら、抗えないかも、と思うから。
その日の昼にカネコさんとセキネさんと「母性」について話したから。

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