2009/11/03

夜景考

3か月前の8月3日、仲良し3人組(ティーノ・セキネさんと)で東京タワーに行った時、
夜景をみて、ややつらい気持ちになった。

こういうことは、誰もがあることらしい。
でも、「なんで?」ときいたら、
その理由がみんな違っていた。
感じるところが違うのに、同じようにつらがっているからおもしろいと思った。

わたしは、沢山のネオンをみたり、
建物をみたりすると、「情報量が多すぎる」「知らないビルばかりで把握できない」と感じ、それが不快な気持ちにつながる。

セキネさんは、高所恐怖症。
夜景はみていなかったけれど、
「いやな気持にならないですか」ときくと、
「つまらないと感じていやな気持になる」「もっとすごかったらいいのに」というようなことを言っていた。
セキネさんからすると、期待を裏切るのが、夜景だった。

それをマイコさんにも振ってみた。
「夜景をみてつらい気持ちになることはありますか」とメールした。
彼女は、心理学的な説明をしてくれた。
おおよそ、人というものは自分のエリアから離れ遠くにきてしまうと寂しくなるものだ、
夜景をみるということはそれに近い、
ということだったような気がする。

次の日、がっさくでラーメンを食べながらカネコさんに、
「夜景をみてつらい気持ちになるってなんでかな」ときくと、
「夕日が沈む時に、切ない気持ちになるのと同じだと思います」という答えだった。

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