2009/04/11

気持ちのよいものではない



太陽の坐る場所太陽の坐る場所
(2008/12)
辻村 深月

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昨日読み終わった。

この辻村深月の小説、2つ読んだかぎりだけど、

気持ちのいい話を書く人ではないんだと認識。

違和感→途中でトリックを発表→溶けるように解決?

という流れは、わかりやすいし楽しませてもらえているうれしさもあるけど、

登場人物全員が、同じ執着心やとらわれ方、価値観への理解をもっていて、

現実離れしていて、面白くない。

一人一人の感情の吐露や、性格の説明や、生き方や、傷つき方等、

気持ちのよいものではない。

ティーノのおかげで、BUMP OF CHICKENのアルバムを5枚もきけているんだけど、

辻村深月の小説のように、

いい曲なんだろうなぁ、でもなんでこんなに気持ち悪く感じるんだろう

という感想です。




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