このオリオン座の存在のなんと理不尽なことだろうと。私は天にいくつかの星々があるのか知らない。天の気まぐれについてなにも知らない。
暴力だわ、と私は呟いた。
女の庭 (2009/01/10) 鹿島田 真希 商品詳細を見る |
最初は主婦の妄想がコミカルで面白く感じた。
でも、そのコミカルさがいつの間にかなくなっていて、
昨日、電車で読んでいた。くらくらして、涙が出てきてしまってまいった。
「女の庭」はたぶん、女への癒しの小説。
ただ、二度と読みたくはないし、好きになれない本だった。
同じく収録されている「嫁入り前」は、女と性の話?
こういうテーマで独白なら、
川上未映子のほうがずっと面白いと、思った。
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