2009/04/06

女の庭




このオリオン座の存在のなんと理不尽なことだろうと。私は天にいくつかの星々があるのか知らない。天の気まぐれについてなにも知らない。

 暴力だわ、と私は呟いた。


女の庭女の庭
(2009/01/10)
鹿島田 真希

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最初は主婦の妄想がコミカルで面白く感じた。

でも、そのコミカルさがいつの間にかなくなっていて、

昨日、電車で読んでいた。くらくらして、涙が出てきてしまってまいった。

「女の庭」はたぶん、女への癒しの小説。

ただ、二度と読みたくはないし、好きになれない本だった。

同じく収録されている「嫁入り前」は、女と性の話?

こういうテーマで独白なら、

川上未映子のほうがずっと面白いと、思った。




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