2009/04/11

春の憂鬱



桜

山手線人身事故でいつもと違う駅に降りた。

まっすぐ走ったらいつもの桜並木にぶつかった。

朝の桜もきれいだった。

地下に古い雑誌を探しに行ったら、隣の席の人がいた。

「こんなとこで会うとは思わなかったー」

「ここ、好きなんですよね」

地下にいたらスズキさんがいた

先日憂鬱に絶えられず会社を早退したわたしに

佐☆さんが

「あれからどうですか」と声をかけてくれた。

A「わたしの気持ち、誰もわかってくれない」

佐「え・・・スズキさん、あとはお願いしていいですか」

A「スズキさんは、毎日が楽しいらしんです!」

佐「いや、気持ちを共有できないのと理解できないのとは違うから」

ス「そんなこといいましたっけ」

A「要約したんです」

佐「この人はすぐ要約するんですよ」

A「スズキさんは希望に満ちているらしいです」

ス「いやそういうわけでも」

佐「希望? 希望はゼロじゃないでしょう? ゼロじゃないよね」

A「『ゼロじゃない』? 『ゼロじゃない』?」

そして、帰りました。

電車でスズキさんがくれたガムはからくてスースーして驚きました。

「なにくれてんのよ! 言ってよ」

「眠いときいいですよ」

「眠くないし、もう眠ってもいいじゃない」




0 件のコメント:

コメントを投稿